橋元淳一郎の月例報告27回目、2002年8月分 
  タマちゃん騒動というのは、東京のローカルな話でしょうが、なんで神戸の朝刊の一面に載るんでしょうね。そういえば、格闘技の勝負も一面に載っていました。素手でゴリラに勝てる人間なんかいないのに、なんでそんなに筋力を賛美するのか。と世の中にぐちを言うようになるのは、歳のせいでしょうか。ともかく暑い夏でした。
●8月1日
 S社新企画「相対論」執筆。
●8月2日
 毎月のごとく東進衛星予備校、ビデオ収録のため上京。
車中読書、ユイスマンス『さかしま』。100年以上前の小説だが、ぼくの感性にぴったり。まあ、ふつうの人は退屈するだろうな。
 いつものごとく吉祥寺第一ホテル泊。
●8月3日
 引き続きビデオ収録。
 東京駅の酒屋でコニャックを仕入れる。
 帰路の車中で『さかしま』読了。
●8月4日
 G社次企画執筆。
●8月5日
 G社次企画執筆。
 夕刻より「去来花」の長田君御夫妻が来駕。奥様はとても気さくで話好きの方である。夜景を見ながら、したたかに酔う。
●8月6日
 大学に出校し、レポート採点。一気に済ませて教務課に提出。疲れた。
●8月7日
 G社次企画、2章了。送付。
●8月9日
 連れ合いと近くの「御影館」で昼食。ステーキ、ビール、ワイン。
酔って仕事にならず。
 講談社M氏より、「力学ノート」再び重版との連絡。ありがたいことである。
●8月10日
 終日、だらだらと酒を飲んで過ごす。体調もいまひとつ。
●8月11日
 連れ合いのピアノ・レッスンに付き合って、長岡京へ。バス、電車、タクシーと京子を連れての外出は疲れる。
●8月12日
 H社文庫、執筆。
 読書『マックス・プランクの生涯』
 夕方より住吉山手周辺散歩、帰宅後、ビール、グレンリベットなど。
●8月13日
 東灘区役所保健部に、犬の糞防止の看板をもらいに出向く。
 連れ合いと友人のSさんの3人でmovix六甲、「トータル・フィアーズ」。
 廊下や洗面所などに小さなヤモリが何匹も出没。ムカデに比べればかわいいものだが……。
●8月14日
 京子が、ビデオデッキをいじりまわして壊してしまう。やむなくコープ・リビングで安いのを購入。
●8月15日
 家族3人で長岡京へ。高速は名神を避け湾岸線、環状線ルートで渋滞なし。昼前に到着。お盆の供養と墓参り。長岡京泊。
●8月16日
 家族で大山崎山荘美術館へ。建物といい山と庭といい、こんなところに住んでみたいなぁ。ただし今の世の中、個人では維持できそうもない。
 夜は例年のごとく、家の2階から大文字見物。しかし下の空き地が売れてしまったそうで、この行事も今年限りとなりそうである。
●8月17日
 夕刻、御影着。帰路も渋滞なく順調。
 読書『シュレディンガーの生涯』
●8月18日
 終日だらだら。夜、ケーブルテレビで映画「東京裁判」を観る。
●8月19日
 台風の影響で風強し。我が家の隣は六甲山麓の谷間で、窓に迫った樹木が折れそうな勢いで揺れて、落ち着いて仕事などしておれない。
 それでも「相対論」執筆、3時間。
●8月20日
 「相対論」執筆、5時間。
●8月21日
 「相対論」執筆。
 あまりにヤモリが多いので、見つけしだいつまんで窓から放り出す。
●8月22日
 涼しくなったと思ったら、順当に?下痢である。
 「相対論」執筆。
●8月23日
 風邪気味。
●8月24日
 家族3人、電車で連れ合いの実家の三重嬉野へ。
 祖父母兄弟など賑やかに、京子の2歳の誕生パーティー(誕生日は27日)。
●8月25日
 連れ合いの実家の墓参りなど。
 京子は実家に預けて帰宅(誕生日に一緒にいないとは何という親か)。
●8月26日
 終日「相対論」執筆。
 SFマガジン10月号『プラトンの洞窟(45)論理的言語を失ったら世界はどう見える?』
●8月27日
 東進、ビデオ収録の準備。
 午後から連れ合いと京都へ。夜は久しぶりに先斗町「クラブ・デゼール」へ。和服販売の女社長さん、東京からの若いキャリア・ウーマンと、今夜も女性客が多い。女性一人でも安心して飲めるのは、バーテンダーの原野さんの人望である。
 飲んだお酒。シングルモルト、Aberlour 8yrs, Tormore 10yrs, Armagnac 1934, Cordon Noir(Martele Napoleon 1980年代売り出し最初のもの、逸品)、カストリ・ブランデーHospices de Beaune 1991, コニャックMonnet ジョセフィーユ。
 日帰りの予定を変更して京都泊。
●8月28日
 東進、ビデオ収録準備。
●8月29日
 S社編集O氏より、原稿催促のメール。かなり進んでいるので、余裕の対応。
 東進、ビデオ収録の準備。
●8月30日
 例のごとく上京。
 車中、読書「最後の場所」。
●8月31日
 夕刻、帰宅。
 近所にマンション建設計画が持ち上がり、業者の説明会に出向く。日本社会の構造は、バブル時のゴルフ場開発の頃と、基本的に何も変わっていない。敗戦と同じで、破局によるショックがないとどうしようもないのだろうか。
橋元淳一郎オンラインファンクラブ掲示板はこちらから




ご意見、ご感想の送り先: destoroy@sasabe.com