橋元淳一郎の月例報告34回目、2003年3月分 
 鼻炎とムカデの季節が始まりました。執筆も、文庫と学参と2本平行で迫られていて大変です。早く夏にならないかなぁ。
●3月1日(土)
 連れ合いの友人の結婚式に出席するため京橋OAPへ。2次会は連れ合いにまかせて帰宅。
 H社編集氏より文庫の原稿、催促。5月1日までに280枚欲しいとのこと。えらいことになってきた。
●3月2日(日)
 飲みすぎで体調今ひとつだが、H社文庫にとりかかる。
 NTTの光ファイバー(Bフレッツ)を申し込む。ADSLは導入する気がしないが、こちらはやはり本命であろう。とはいえ、工事は6月になるとのこと。
●3月3日(月)
 終日、H社文庫原稿。
●3月4日(火)
 H社文庫原稿。
 夜は連れ合いとMOVIXで『ロード・オブ・ザ・リング』
 携帯電話が紛失。映画館で落としたらしい。
●3月5日(水)
 編集T氏より、『NTT AT's』の連載、今年度も継続してほしいとの依頼が今ごろになってくる。どうやら雑誌そのものの存続が危うかったらしい。初回の締切りは3月20日とのこと。やれやれ厳しいなぁ。
 今日もH社文庫。
 2日連続で連れ合いとMOVIX。『レッド・ドラゴン』
●3月6日(木)
 SFマガジン連載『プラトンの洞窟』(53回)、なんとか仕上げて送付。
●3月7日(金)
 携帯電話、けっきょく見つからず。新規購入、とはいえ長年使っていたから大した値段ではない。今度はカメラ付きにする。
●3月8日(土)
 某社の毎年依頼のくる付録原稿に取り掛かるが、まったく気乗りせず。お付き合いのある出版社とは、ぼくはけっこう良好な関係を保っているのだが、ここだけは不信感を拭い切れない。
 近鉄電車で連れ合いの実家へ。
●3月9日(日)
 実家の地元の初午のお祭り見物。田舎にもこんなに人がいるのかと思うくらいの人出。
 夜、神戸に帰宅。
●3月10日(月)
 会議のため大学へ。やれやれ。
●3月11日(火)
 終日G社原稿執筆。
●3月12日(水)
 G社原稿執筆。しかし、書き進めるうちにいろいろ別のアイデアが浮かんでくる。とりあえず完成分を編集氏へメールとfaxで送付して、相談。
 夜、連れ合いとmovix『007 ダイ・アナザー・デイ』
●3月13日(木)
 H社文庫執筆。原稿2本並行は大変だ。くたくた。
 夕方、美人先生のヴァイオリン・レッスン。
 その後、連れ合いも一緒にオーキッド・コート『去来花』でディナー。
●3月14日(金)
 春めいてくるが、季節を感じている余裕なし。H社文庫執筆。
 S新書の企画の件で、編集M氏より電話。
●3月15日(土)
 東進衛星予備校のテレビ収録準備およびテキスト校正。
 「内分泌外科」の連載原稿『サイエンス・コラージュ』、一気に仕上げて送付。
●3月16日(日)
 地下「ディオニソス」にて、内輪のリサイタル。
●3月17日(月)
 東進衛星予備校収録のため上京。
 車中読書、マイケル・フレイン『スパイたちの夏』
 収録2コマ。
 いつもの吉祥寺第一ホテル泊。
●3月18日(火)
 収録2コマ。
 いつもの「のぞみ」で帰宅。
●3月19日(水)
 会議のため大学へ。やれやれ。
 夜、仲間うちで、久しぶりに難波のバー『倉』へ。
●3月20日(木)
『NTT AT's』の連載原稿、今年のタイトルは、「re-fiction storise」である。第1回テーマ「record」をなんとか仕上げて送付。
●3月21日(金)
 今年は大丈夫かと期待していたが、やはり鼻炎が始まる。
 山の上から下界の阪神御影駅まで散歩。35分かかった。駅の南をぶらぶら歩いていると「よってって」という名前のたこ焼き屋が妙に気になり、思い切って入る。数人しか座れない庶民的な店だが、これが正解。たこ焼きは美味く、旦那は品があり、客もがさつなのはいない。旦那とイラク戦争の話などしながら、ビール、焼酎と進んでしまう。ほろよいかげんでバスで帰宅。
●3月22日(土)
 昨日、帰宅後もビールやらワインやらを飲み、おかげで今日は仕事にならず。読書でつぶし、『スパイたちの夏』読了。
●3月23日(日)
 注文していたムカデ退治の砂が届く。今年も鼻炎とともにムカデ戦争の始まりである。砂を撒きながら、家の周囲を注意深く観察するが、今のところ敵の兆候なし。
 H社文庫執筆。
 TV、NHK囲碁トーナメント決勝。三村智康9段の優勝。地味な存在だが、有望若手の一人である。
●3月25日(火)
 H社文庫執筆。ようやく1章分、50枚仕上げる。最初の読者である連れ合いに読んでもらい、何とか合格点。
 連れ合いは夕刻より、中村紘子のリサイタルへ。
●3月26日(水)
 連れ合いが紀要に投稿する論文を読む。お互い、助け合いの精神である。
 夕食は家族で『西村屋和楽』。京子は行儀がいいので、店の人たちに覚えられて人気者である。
●3月27日(木)
 G社原稿、構想練り直し執筆。
 阪神御影「よってって」に、連れ合いをつれて行く。前回同様、ビール、焼酎、たこ焼き、その他。
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●3月28日(金)
 歳のせいか車の運転が下手になる。左側のドアに引っかき傷をつくり、ホンダプリモに修理出し。
 S新書新企画が、正式に編集会議を通ったと編集M氏より電話。
 プロ野球開幕。緒戦、阪神は横浜相手に、やっぱり駄目みたいだぞ。
●3月29日(土)
 G社原稿執筆。
 午後から散歩。久しぶりに「小磯良平美術館」へ。
●3月30日(日)
 終日、G社原稿執筆。出来た分を送付。
●3月31日(月)
 終日、G社原稿執筆。
 京子が久々に熱を出し、病院へ。ウィルス性の風邪らしい。薬を飲ませ、夕食を食べたら、嘘のように元気になる。しんどいのは親ばかりである。
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