橋元淳一郎の月例報告38回目、2003年7月分 
8月になっても、仕事と雑用が山積み状態で、ご報告が遅れてしまいました。
今年も残り1/3ですね。やれやれ。
●7月1日(火)
 早、今年も後半のはじまりである。
 雨の中、ごみを棄ててから、早朝出勤。
 何やらかやで、慌ただしく過ぎていく。
●7月2日(水)
 今日も午前の授業。
 週の前半は、原稿がぜんぜん進まない。
 帰宅後、伸びた植木の刈込みやムカデ退治の砂撒きなど雑用。
●7月3日(木)
 終日、出校。やれやれ。
●7月4日(金)
 早朝から、学研の物理演習書の執筆。
 昼は連れ合いと久しぶりにオーキッド・コート「去来花」
●7月5日(土)
 学研の物理演習書、執筆。
 東進衛星予備校の2学期テキストの原稿、執筆。
●7月6日(日)
 物理演習書、執筆。
 東進、テキスト、執筆。
 日曜は、ぼくが夕食当番ということになり、お好み焼きをつくる。
 夜、SFマガジン連載「プラトンの洞窟」、一気に仕上げて送付。
●7月7日(月)
 早朝、出校前に物理演習書、執筆。
 帰宅後も、東進テキスト原稿など。疲れる。
 夕方、「ミドリ」が工事に。地下室に狭いながらホームシアターが出来る。早速、連れ合いと「エマニュエル夫人」を観てびっくり仰天。こんな映画だったのかなぁ。あとは一人でビールを飲みながら「グレン・ミラー物語」など。午前3時就寝。
●7月8日(火)
 早朝起きれず、ごみ棄て間に合わず。大学到着もぎりぎり。
 帰宅後、物理演習書、執筆。
 東進テキスト、執筆。
●7月9日(水)
 終日、出校。会議の連続。やれやれである。
 ホームシアターと同時にLPプレイヤーも購入したので、「大鴉」のママの計らいで購入していたLPレコードを聴く。レコードを聴くのは30年ぶりくらいだが、その音色の豊かさにびっくりする。ディジタルとは全然違う。生の感触がある。現代文明は、やっぱり退化しているのだ。
●7月10日(木)
 東進テキスト、執筆。
●7月11日(金)
 東進テキスト、執筆。
 物理演習書、執筆。
 夜は、連れ合いが六甲アイランドで「スーパーミュージック・オーディエンス」出演。
●7月12日(土)
 東進テキスト、執筆。
 午後から、元町「アマデウス」田尻洋一コンサート。素晴らしいなぁ。連れ合いは夜の部も。ぼくは三宮のジュンク堂など覗いて帰宅。
●7月13日(日)
 久しぶりに賓客。今や囲碁の例会である。例のごとく互先。序盤、みごとに作戦が成功したのだが、終わってみれば10目近い負け。無念。
 夜は、客人二人を交えて六甲アイランド「庵」。
●7月14日(月)
 東進2学期テキスト、ようやく完成。
 東進のビデオ収録の準備にも取り掛かる。
 物理演習書、執筆。
●7月15日(火)
 例年のごとく、朝から夕方まで高校訪問。須磨から明石、高砂まで、車で5校を回る。電車を利用していたら、とても1日では回れない。やれやれである。
●7月16日(水)
 東進ビデオ収録のため上京。
 「のぞみ」に、昨夜のオールスターで移動の、巨人の原監督、阪神の今岡、桧山ら。久しぶりの有名人との同乗である。原監督は、成績不振で小さくなっていると思ったら、読売のバッチを付けたアイボリーのスーツを着て、記者団に偉そうに答えている。最初はどこのヤクザのおっさんかと思ったくらいだ。今岡、桧山は、「あれーっ、間違えたでー。隣りの車両や」とか、まるで高校野球選手のようである。日頃の移動はひょっとすると、夜行バスにでも乗っとるんとちゃうか。いずれにしても、日本プロ野球界の永田町的・隣組井戸端会議的・ヒエラルキーを垣間見た。イチロー、松井が出ていくのも解るなぁ。
 車中読書、パトリック・ジュースキント『香水』
 衛星予備校、収録2コマ。
 いつものごとく、酒も飲まずに早々と就寝。
●7月17日(木)
 衛星予備校、収録2コマ。
 吉祥寺から東京駅に向かう快速が、どこかの駅の人身事故のため遅れ。どこで起こっても、中央線は数珠つなぎに電車が走っているから、すぐさま全線が止まるのである。年に2回くらいはこんな経験をしている。ということは、確率的に、中央線では3日に1回は人身事故が起こっている計算になる。
●7月18日(金)
 朝から物理演習書執筆。
 夕方、美人先生のヴァイオリン・レッスン。美人先生という修飾を疑っている読者もおられるかも知れないから、ここにその証明を添付しておくことにする。【写真】
●7月19日(土)
 突発的な雑用で京都長岡京へ。執筆の予定が狂いやれやれである。
●7月20日(日)
 終日、物理演習書執筆。
●7月21日(月)
 物理演習書執筆。
 朝永「量子力学」を少し読む。面白いなぁ。
●7月22日(火)
 朝から試験監督。やれやれ。
 午後、連れ合いの両親が来駕。夕食はみんなで御影ガーデンシティの「和楽」へ。
●7月23日(水)
 朝から試験監督、教授会。やれやれ。
 夕刻より連れ合いと待ち合わせて、不動産でお世話になった鶴見の友人の店へ。下町の一杯飲み屋かと思ったら、えらくセンスのいいお店でびっくり。飲み屋は「Totoや」、お好み焼き屋は「ん」という。お近くの人はぜひどうぞ。
●7月24日(木)
 ムカデ退治の砂の「姉妹版」、液体ムカデ博士が届く。さっそく窓枠などに噴霧。
 物理演習書執筆。
 京子、風邪で発熱。
●7月25日(金)
 朝から京子を小児科へ連れて行く。いつまでたっても育児には手間がかかる。
 物理演習書執筆。
 夕刻からベランダでビール。朝永「量子力学」
●7月26日(土)
 物理演習書、全43章中、ようやく4章まで完全脱稿。予測をはるかに超えて時間がかかる。夏休みが完全につぶれてしまいそうだ。
 夜、「港こうべ」の花火大会をベランダからビールを飲みながら見物。
●7月27日(日)
 終日、物理演習書。5章をなんとか脱稿。
●7月28日(月)
 京子の風邪がようやく治りかけてきたと思ったら、連れ合いが扁桃腺を腫らす。こちとらも口内炎で、気分悪し。
 そんな中、ヤボ用で長岡京へ。
●7月29日(火)
 物理演習書執筆。
 ケーブルテレビで津川雅彦主演の「永井荷風」の映画。体調良くないというのに、またぞろビール、ワインで深夜。自己嫌悪。
●7月30日(水)
 朝から夕方まで試験監督。時間の無駄極まりない。最後の時間にカンニングを摘発。官憲のような真似はしたくないが、貴重な時間を潰しているのに、舐められてはたまらない。まわりの学生は可哀相に、相当びびったようであった。
●7月31日(木)
 終日、物理演習書執筆。
 深夜、シアターで歌劇「カルメン」
 かくして、8月も理想とはほど遠い夏休みになりそうである。
橋元淳一郎オンラインファンクラブ掲示板はこちらから




ご意見、ご感想の送り先: destoroy@sasabe.com