橋元淳一郎の月例報告48回目、2004年5月分 
●5月1日(土)
 酒の飲みすぎであろう、体調悪し。終日ごろごろと過ごす。
 連れ合いは、滋賀、琵琶湖湖畔の「さきらホール」へ、会員登録に。
●5月2日(日)
 午後から、教え子のテキサス人さん来(教え子といっても、囲碁を教えただけなのだが)。留学の相談を受けたときは、正直、大丈夫かなと心配したものだが、たくましく成長していて嬉しい限り。テキサスで知り合った友人が、ハッシー君のファンということで、色紙にサイン。
●5月3日(月)
 雑用あれこれ。夕方、ヴァイオリンの美人先生来。
 体調、かなり回復するが、今日も断酒。
●5月4日(火)
 SFマガジン連載『プラトンの洞窟』原稿、珍しく早めにとりかかる。
 東進衛星予備校の収録準備。
 長編構想も少し。
●5月5日(水)
 午前中、『プラトンの洞窟』執筆。長編構想も。
 午後から、雑用を兼ねて三宮界隈へ。久しぶりにトアロード「青山」でステーキ。最近は美味しいワインも入って最高である。お店の人が写真を撮ってメールで送ってくれる。
●5月6日(木)
 連休の谷間であるが、ゼミのため出校。休講にすれば学生も喜ぶのだろうが、それが出来ないところが小心者だなぁ。
●5月7日(金)
 『プラトンの洞窟』仕上げて送付。
 午後から、住吉駅前まで歩き、ヘアカット。
●5月8日(土)
 西宮に住む友人から、空巣に入られたとの電話。物騒なことである。セコムの馴染みの営業担当者を紹介する。警察などあてにならない。
 科学雑誌のチェック、長編構想など。
 阪神、金本の本塁打で劇的サヨナラ勝ち。たかがプロ野球なのに、ついビール、ワインで3時就寝。
●5月9日(日)
 ハイデガー『存在と時間』。
 午後、美人先生ほか数名来駕。
●5月10日(月)
 早朝起き。雨中、荒ごみ出し。あたふたと出校。
 夜は東進衛星予備校、収録準備。
●5月11日(火)
 早朝起き、生ごみ出し。あたふたと出校。
 帰宅後、雑用で連れ合いと三宮界隈へ。
 夕食は、新神戸オリエンタルホテル『なだ万』で懐石。
●5月12日(水)
 朝から出校。授業の合間に、電子通信情報学会やらPlanetary Societyやら京都のお寺やらの振込みをまとめて済ます。
 夕食当番、カレーライス。久々に上出来であった。
 ビールを飲んで夜更かし。午前3時就寝。自己嫌悪。
●5月13日(木)
 早朝起き。東進衛星予備校の準備。
 『大原則』の改訂版の打ち合わせなど、メール、faxあれこれ。
 出校。ゼミ。
●5月14日(金)
 早朝起き、ごみ出し。
 酒屋に電話注文など雑用こなしてから、いつもの「のぞみ」で上京。
 車中読書『存在と時間』
 『量子力学ノート』がまだ届かないので、八重洲ブックセンターにひとっ走り。
 東進、収録2コマ。担当のNさんが今月一杯で退職とのこと。きちんと仕事をしてくれる人が辞めていくのは、なんとも残念である。
 夜、吉祥寺第一ホテルにて、某社編集子と打ち合わせ。物理啓蒙書。初版部数がかなり多いので魅力を感じたのだが、締め切り7月末、秋に出版と聞き、愕然。口述筆記かゴーストライターでも使わないと無理である。そんなに暇に見られたのかなぁ。年内に2冊執筆、来年前半は長編と決めているのである。
●5月15日(土)
 東進、収録2コマ。
 帰路車中、ビールを飲みながら、『量子力学ノート』を読み耽る。けっこう面白い。自分の本を読んでいるときが一番幸せである。
●5月16日(日)
 大雨。出張でたまっていた雑用片付け。
 夕方より、録画しておいた囲碁番組を見ながらワイン。
●5月17日(月)
 朝から出校。
 洗面所とキッチンの水道が古くなり水漏れするため、思い切ってリフォームすることにする。午後から、工務店の営業担当者と打ち合わせ。
 夜、シアターで『西部開拓史』
●5月18日(火)
 朝から出校。
 帰宅後、疲れて何もする気せず。ビールとワインを飲んで寝る。
●5月19日(水)
 朝から住吉駅まで歩き、電車で出校。
 午前は授業、午後は会議の連続、心地よくない疲れがたまる一方。
 夕刻、連れ合いが車で迎えに来てくれて、ATC「紀乃庄」で食事。
●5月20日(木)
 雑用に明け暮れる。
 読書『存在と時間』
●5月21日(金)
 連れ合いとmovix六甲、ニコール・キッドマン主演の『コールド・マウンテン』。
 平日午前とあって観客は5,6人であるが、なんと大学同僚のご夫妻とばったり。大学の先生は暇だと思われるでしょうが、ぼくは執筆の肥やしに、あちらは英米文学の研究なのです。
●5月22日(土)
 終日、新企画構想。
●5月23日(日)
 終日、新企画構想と読書。
 連れ合いは、琵琶湖畔の「さきらホール」へ。ブーニンの署名入りのフルコン・スタインウェイが弾けるとあって喜び勇んで出かけたのだが、ヤマハとあまり変わらなかったとがっかりして帰宅。
 夕食は家族で住吉駅前「あんかけや」。
 阪神、二転三転の逆転劇。疲れてビール。2時就寝。
●5月24日(月)
 早朝起き。荒ごみ出し。
 朝から出校。
 久々に酒飲まず、12時前に就寝。要するに疲れているのである。
●5月25日(火)
 朝から出校。
 賓客来駕により、午後すぐ帰宅。
 握って白番、6目半こみ出し、5時間の熱戦(泥試合)の末、半目勝ち。楽勝と思いきや、これほどの接戦だったとは。やっぱり弱いのだ。
●5月26日(水)
 たまっていた雑用を片付ける。
 新企画構想。まだまだ執筆には至らないが、だんだんとアイデアが湧いてくる。
●5月27日(木)
 朝日新聞(神戸版)1面サンヤツに『量子力学ノート』の広告。切り抜いて、売れてくれることを祈念して、現物と一緒に神棚に飾る。パチッパチッ、合掌。
 終日、ゼミ。
 酒飲まず、12時就寝。3時に目が覚めてトイレに行くと、暗い廊下で殺気を感じる。電気を点けると、壁に体長10センチほどのゲジゲジがへばりついている。ムカデアースの一吹きで仕留めるが、こいつが健在ということは、ひょっとしてあいつも健在なのだろうか。
●5月28日(金)
 早朝起き。生ごみ出し。
 午前、新企画構想。
 「みかげ館」でランチ。その後、連れ合いはコンサートを聴きに。
 夜、久しぶりにパンダネット。1勝1敗。
 ビールを飲んで、3時30分、就寝。
●5月29日(土)
 飲みすぎ、夜更かしの当然の報いとして、終日、だるく二日酔い的むかつき、気力失せ、鬱状態。何もする気せず、終日、ごろごろと過ごす。雑誌の雑記事を読んでいると、世界にはさまざまなことがあるのだなぁと当たり前のことに感心する。
 酒飲まず、23時就寝。
●5月30日(日)
 早朝起き、新企画構想。
 午後から連れ合いと車で姫路へ。山陽道はがらがらで快適ドライヴ。
 本日はヴァイオリン、チェロの面々と、「室内楽の夕べ」本番である。ぼくは受付で雑用。
 19時開場、聴衆約50名で8割くらいの入り。よくぞ来て頂けたと感謝。1楽章が終わるごとに拍手してくれる。田舎の人たちは暖かい。姫路城近くの飲み屋で打ち上げ会。
 23時姫路発、0時30分神戸帰宅。風呂に入ってビール。いつもは一人酒であるが、今日は連れ合いも付き合ってくれて、3時30分就寝。
●5月31日(月)
 寝不足、飲みすぎで、出校。おまけに今日は、午後から本町の高校に出向いて、入試説明会(今年は入試委員というのが当たっているのである)。やれやれである。
 帰路、梅田の紀伊国屋に立ち寄り。『力学ノート』『電磁気学ノート』は平場にデンと積んであるのに、『量子力学ノート』だけが1冊もない。ひょっとして売り切れたのだろうか?
 夜は家族で六甲アイランド『豆乃屋』。疲れた体に豆腐料理はぴったりである。
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